日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

消費者リポート 1528号 2013.02.21

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東京電力が利益の9割を得ている家庭用電力。高価な原発建設費や、地元にばら撒く交付金など、何でもかんでも「発電原価」に計上し、その一定比率を「適正利潤」として電気代に上乗せできるおいしい電気料金システム「総括原価方式」が、いまも適用され続けている最後の部門です。これを完全自由化して、消費者が「電気を選べる」ようにするとともに、発電事業と送電事業を分割して従来の電力会社以外の企業が自由に発電事業に参入し、競争できるようにしようというのが「発送電分離」の計画です。「発送電分離がキチンと行われれば、原発は建てられなくなる」という人もいます。その制度づくりが、いま正念場を迎えています。▶電気と言えば、照明用電力の大幅カットを可能にするLED。でも、その光が健康障害の原因になるかも——このショッキングな事実を、今号から連載で掘り下げます。(共同代表・真下)

もくじ


  • 1・hot news 2月27日(木)東京・衆議院議員会館:どうなる「発送電分離」!?院内集会にご参加を!脱原発のための電力システム改革を考えます
  • 2・news file おもちゃやマタニティマークにも……身の回りの塩ビ製品にNOを!
  • 2・news file 中国の「薬漬け鶏肉問題」は日本にも波及する?:日本マクドナルドは輸入先情報の開示を拒否
  • 3・news file BSE対策の緩和より根絶を目指せ——危険部位も安全に変更!?牛肉はもう食べられない…
  • 3・news file 市民による高精度分析が可能に——共同ラボ「ちくりん舎(市民放射能監視センター)」3月スタート
  • 4・focus チェルノブイリの経験を福島へ——福島復興・菜の花プロジェクト
  • 6・landscape 個人情報を吸い上げてしまうスマホ——「スマートフォンの安心安全な利用」はできるのか?
  • 7・column 大気汚染とアレルギーの関係
  • 8・hot news LED照明は安全なのか?:①省エネの掛け声で家庭に普及青色光の健康影響に要注意