日本消費者連盟 | すこやかないのちを未来へ

東京都知事選の主要な立候補者への築地市場移転に関する公開質問状

7月14日に告示された東京都知事選挙の立候補者(当団体が注目する3名:鳥越俊太郎氏、増田寛也氏、小池百合子氏)に対し、公開質問状「築地市場を豊洲新市場に移転することについて」を7月15日に食の安全・監視市民委員会と連名で送付しました。

16FSCW第4号
2016日消連第3号
2016年7月15日

東京都知事選挙立候補者各位

食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子

特定非営利活動法人日本消費者連盟
共同代表 天笠啓祐
共同代表 大野和興

 

公開質問状「築地市場を豊洲新市場に移転することについて」

 

私たちは、食の安全・安心を求めて活動する市民団体です。

7月14日告示、7月31日投開票の東京都知事選挙では、都民の暮らしの改善をめぐって様々な議論が闘わされると思います。食の安全をめぐっては、現在の築地市場を本年11月7日に豊洲新市場へ移転すべきか否かも問われています。豊洲移転に関しては多くの問題点(次頁参照)があり、反対の意見も多くあります。

そこで、今回の都知事選の主な候補者に「築地市場の豊洲新市場への移転」についてのご意見を伺うことにしました。ご多忙とは存じますが、都民の関心も高い「築地市場移転」についての考えをお聞かせください。

ご回答は、2016年7月22日(金)午後5時までにファクスまたは電子メールにてお送りいただきますようお願いします。なお、いただいた回答内容は当団体のホームページ等で公開させていただく予定です。期日までにいただけなかった場合は、その旨を公表いたしますので、あらかじめご承知おきいただきますようお願いいたします。

1. 築地市場を2016年11月7日に豊洲新市場へ移転することについてどう考えていますか。以下、該当する内容にチェック☑を入れてください。

□ 予定通り2016年11月7日に移転すべきである

□ 移転を延期すべきである

□ 移転計画を撤回して築地市場を継続すべきである

□ その他(具体的にお書きください)

 

2.1の回答について、その理由は何ですか。具体的にお書きください。

以上

 

※参考「なぜ私たちが築地移転に反対するか」

【理由1】 豊洲用地の土壌汚染調査において、概況調査でベンゼンが検出されているにもかかわらず、汚染がないと偽装されていた区画が300カ所以上あること。

【理由2】 豊洲新市場で使用される濾過海水施設の取水口が護岸に設置され活魚用に使用することが計画されており、このままでは有害物質を直接摂取することになること。

【理由3】 豊洲新市場の1階部分の床積載荷重が、水産卸売市場で1t/㎡、水産仲卸場では700㎏/㎡、青果部で1t/㎡しかなく、業者の仕事にとって不十分であること。

【理由4】 東京都から都民や事業者に十分な説明がなされていないため事業者の事業計画が立てられないこと。

【理由5】 移転に反対している水産仲卸業者で作る「築地市場有志の会」が2016年4月に行った全水産仲卸業者を対象にした新市場の開場時期に関するアンケート調査で、その8割以上が「豊洲移転計画の撤回・延期」を求めていることが判明したこと。(4月18日までの回答集計)