日本消費者連盟 | すこやかないのちを未来へ

【運営委員ブログ】身近な川に親しもう(2019年1月17日)

 

日本の河川の流れを列島上に線で引いていくと、線だらけの地図が出来上がる。1級河川が109あり、その支流で名前が付いている河川は1万4000。2級河川が7000、準用河川が1万4000ある。なんと、日本には名前の付いた河川が約3万5000あるのだ。

 

その河川が、私たちの身近な存在になっているか、というと疑問符が付く。都会では、暗渠(あんきょ・地下に設けられていて外からは見えない水溝)で見えなくなっているからだ。

 

私たちの暮らしを支えている“命の水”は、どこの河川の水なのか、どこから取水して、蛇口に来ているのか、と考えると、無関心ではいられない。まして昨今は水道事業を民営化するといっている。水を金儲けの道具にする、とんでもない話だ。

 

身近な川に親しもう。人間だけの川ではない。川の中には、水生生物がいっぱい生きている。トンボのヤゴ、エビ類、カゲロウやトビケラ、ザリガニ…など、そしてオイカワやヨシノボリ、カワムツなどの魚類、カワニナやシジミの貝類など、いっぱいの生き物が生息しているのでは。

 

川は生きている。川を五感で感じることができたら、「良い子は川で遊ばない」という大人にはならないだろう。

 

(かわさき のりお)