3月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
東日本大震災、福島第1原発事故から今年で8年です。
今回の特集は「汚染土」を取り上げました。

福島原発事故により除染された土が、その後どうなっているか、皆さんはご存じですか。
環境省は、8000ベクレル/kg以下の除染土壌 (汚染土) を
公共事業に使うための実証事業を始めました。
あなたの街にも汚染土がやってくるかもしれません。
福島の土だけではありません。あなたの街に仮置きされている汚染土も、今後埋め戻されたり再利用されたりする可能性が出てきました。
いずれも原発事故などなかったかのように振る舞う国、事故後の処理でも儲けようとする原子力ムラが、またしても私たちのいのちや健康を脅かそうとしています。

 

━━━《内容》
1・表紙
2・ おしゃべりカナリヤ:被災地の”いま”と養護教諭(大谷尚子)/表紙のことば
3・ 特集:再汚染される日本列島 あなたの街にも汚染土が
福島県の汚染土 県内でできない「処分」 「再生資材」に名を変え利用/栃木県那須町の実証事業 なぜ、袋を破いて埋め戻すの? ”安全”の証拠作りのため/東京の汚染土にも監視の目を 忘れた頃に埋め戻しか/汚染土リサイクルでも原子力ムラの利権が
8・Hot News:出火事故相次ぐスマメの設置中止を/病原体が漏れ出す懸念のBSL4/カード情報が令状なしで警察に/連載・めざそう、ごみゼロ社会⑤「焼却主義を見し、ごみをゼロに近づける」
10・News Clip:日本&世界の消費者ニュース
11・そこが知りたいQ&A「紙のレシートの何が問題なの?」
マーティンの鵜の目鷹の目「学校給食とグローバリゼーション」
12・Roundabout読者の交差点/各地のイベント情報
13・くらしにSpice!:本『図説・17都県放射能測定マップ+読み解き集』&映画『こどもしょくどう』
14・放射線照射の「芽どめじゃが」見かけたら連絡を
15・事務局から&わせだより
16・1969⇔2019:「『表示必要なし』からの逆転劇」(日消連創立50周年記念実行委員会)