日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

2018年2月号「終わっていない 子宮頸がんワクチン禍」

 

終わっていない

子宮頸がんワクチン禍

十代の少女たちに重篤な被害を出した子宮頸がんワクチン。2013年6月に積極的な接種勧奨は中止されたものの、いまだに定期 接種の対象から外れていません。今年1月に厚生労働省が公表した子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)リーフレット改訂版は、副反応の実態を正確に伝えていないなど、接種によって起こり得る危 険性の説明が不十分です。日本産科婦人科学会やWHO(世界保健 機関)は積極的勧奨の早期再開を求めています。しかし、被害者の状況は依然として深刻です。この危険なワクチンを推進しようとする動きの背景を探ります。

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