【運営委員ブログ】お正月とお米(2026年1月14日)
昨年、初めて田んぼの稲刈りを経験し、その稲わらで、これまた初めてしめ飾りを作りました。教えてもらったような形には全然整わず、四苦八苦しながらなんとか出来上がりましたが、紙垂(しで)や橙(だいだいの代わりにみかん)などで飾ると、なかなかの出来ばえです。帰省した子ども家族と一緒に鏡餅も整えてお正月を迎えました。関西では雑煮は丸餅が定番ですが、初めて東京でお正月を迎えた息子はスーパーに四角い…
【運営委員ブログ】「私が決める」は「世界を救う」(2025年1月5日)
日消連などの呼びかけで開催した「たべきめキャンペーン2025」には152点の写真が投稿され、約400人がメッセージボードとともに写真に登場しました。このキャンペーンの正式名称は「私が食べるものは、私が決める/私が作るものは、私が決める。/多国籍企業のために、ではなく。」というもの。多国籍企業の食の支配に対して、「食べるもの」や「作るもの・育てるもの」の決定権は私たち自身…
【運営委員ブログ】どうすれば話が伝わる?(2025年11月21日)
何十年か前、職場の知人から初めてスキーの手ほどきを受けました。指導員の資格を持っていた知人は、教え方が上手で、1時間でリフトに乗れました。「滑る時に体をどう使うか、その人によって通じる言い回しが違うんだ。だから、いろんな言い方を使い分けて試してみるんだよ。『前傾する』『膝を前に出す』『脛を靴に押し付ける』とか」。へぇ、なるほど、と思い、今でも覚えているくらい、この話は印象に残りました…
【運営委員ブログ】飽き性と凝り性(2025年10月3日)
私は飽きっぽいのです。子どもの頃の習いごとは、ピアノは2年。スキーやスケートは4年くらい。英語に至ってはたったの1年。結局、一番続いたのが小学校の6年間。だから、夫は結婚後の6年間は戦々恐々としていたらしい。 反して夫は凝り性です。やりだしたらとことんこだわり、探求心もすごいのです。我が家の家庭菜園は、私がやっていた頃は、買った方が安いと笑われていましたが、夫の代になって売れるくらいの豊作です…
【運営委員ブログ】ベトナムの平和50周年(2025年10月1日)
今年初め、私はベトナムを訪れました。そこでは赤い旗と「50」という数字が至る所に掲げられていました。1975年、サイゴンの陥落と国の統一により「アメリカ戦争」(ベトナム人がそう呼ぶ戦争)は終結しました。それ以上に、この戦争は1945年まで続いた日本の帝国主義支配下での苦難と、屈辱的なフランスの植民地支配という長い歴史に終止符を打ったのです。 1975年は遠い昔のように思えるかもしれないが、米軍によ…
【運営委員ブログ】化粧品でもできたのだから家庭用品でも(2025年9月3日)
今年の夏は猛暑日の更新を続け、いまだに収まる気配がありません。8年前の2017年の夏も日消連事務所は熱気に包まれていました。「香害110番」の電話相談から始まり、ブックレット「香害110番」を出版し、その後も電話がひっきりなしで被害の潜在的多さを実感しました。 1970年代も同様のことがありました。数々の「化粧品の被害」が日消連に寄せられ、書籍「危ない化粧品」を出版し、相談の電話が鳴り続けまし…
【運営委員ブログ】日本学術会議法改正で脅かされる学問の自由(2025年7月22日)
4月に日本学術会議の独立性・自律性を奪う法案が成立しました。今後、学術会議は政府によって人事や運営が幾重にも縛られて、政府の統制下に置かれ、事実上自主的な活動が封じ込まれることが危惧されます。 2020年秋に当時の菅首相は学術会議の新会員6人の任命を拒否しました。この前代未聞の事態に学者・研究者のみならず多くの市民が反対し、大きなうねりとなり、日本消費者連盟も抗議声明を出しました。と…
【運営委員ブログ】プラスチック問題はパラダイム(※)転換を迫られている(2024年7月7日)
「プラスチックは、ダイオキシンが出る塩化ビニルなどは生産を減らすとしても、他のポリエチレンやPETなどはリサイクルして減らしていけばよい」。こんな風に考えている方はまだ多いと思います。この間、マイクロプラスチック(MP)の問題や添加される有害化学物質の問題を考えるにつれ、私たちは「プラスチック性悪説」パラダイムにたどり着かざるを得ません。しかしまだ世の中の多数派は旧パラダイム派です。…
【運営委員ブログ】いちばん伝えたいこと(2025年5月22日)
子育て真っ最中の親御さんたちに、遺伝子組み換え食品や食品添加物などについてお話をする機会があります。ある程度、知識のある人もいれば、離乳食を始める頃に初めて気になりだした人などさまざまですが、ネット情報を見れば見るほど何が事実なのかわからない、本当のことが知りたいと言われます。 血圧を下げる効果を謳うゲノム編集ミニトマトが東京周辺の一部のスーパーなどで販売されていること、欧米では禁止されている合成…
【運営委員ブログ】「わたしたちの未来」と「湿地の未来」(2025年5月9日)
みなさんは「湿地」に対して、どのようなイメージを持っているだろうか。 水がたまっている。ジメジメしている。虫とかニョロニョロした嫌な生きものがいる。不潔で、不気味なところ・・・。 生きもの好きには、鳥類や魚類、両生類、水生昆虫、希少な植物などの宝庫。しかし、経済的には生産性の低い土地で、埋め立てて工場や住宅地にした方が人間の役に立つと認識している人は少なくないだろう。 しかし「湿地」は、浄化システ…