【消費者リポート】10月20日発行の「消費者リポート」
10月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 特集 ボイコット運動で軍拡を止める 本誌編集長 杉浦陽子 ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるパレスチナ占領・虐殺など世界で戦争が続く中で、防衛意識を高める各国の軍事費が右肩上がりになっています。日でも台湾有事など中国脅威論がふりまかれ、米軍とともに東南アジアの覇権を守ろうと、自衛隊基地の強化と武器輸出入の拡大が図られようとしています。日消…
【消費者リポート】9月20日発行の「消費者リポート」
9月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 特集 学校給食にもっと地場産・国産小麦を 日消連・食農部会 学校給食で子どもたちが食べるパンの原料の小麦は長年にわたって、主に米国やカナダからの輸入に頼っています。近年、地場産(※)や国産の小麦を使う自治体が増えています。北海道や青森県など地場産小麦100%の給食パンを提供する都道府県も出てきました。背景には、食育基本計画による地産地消推進や国際…
【消費者リポート】8月20日発行の「消費者リポート」
8月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 特集 健康食品はいらない 日消連・食の安全部会 原 英二 盛んにコマーシャルを流していた紅麹サプリメントによる健康被害の発生に驚いた方も多かったかも知れません。しかし、健康食品による健康被害は、これまでもたくさん起きており、珍しいことではありません。むしろ起こるべくして起きた被害とも言えます。健康食品による健康被害に拍車をかけたのは…
【消費者リポート】7月20日発行の「消費者リポート」
7月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 特集 合成洗剤の有害性を知ろう 日消連・洗剤部会 数ある有害化学物質の中でも、消費者が最も頻繁に最も多く環境に排出しているのは合成洗剤です。「まさかテレビCMで宣伝しているあの洗剤やシャンプーが有害だなんて」と疑問に思う人は多いかもしれません。合成洗剤が普及し始めた1960年代から、日消連はその有害性に警鐘を鳴らし追放運動を続けてき…
【消費者リポート】6月20日発行の「消費者リポート」1682号
6月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 特集 ゲノム編集食品の表示義務付けを地方議会で意見書を上げよう 日消連・食の安全部会 ゲノム編集食品は安全性が確認されていないにも関わらず、表示なしで販売することができます。日本には表示制度がないからです。食べたくないと思っても、選べない。知らないうちに口にしている可能性があります。そんな現状を変えようと、このたび日本消費者連盟は、国に対してゲノ…
【消費者リポート】5月20日発行の「消費者リポート」1681号
5月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 ●今月の特集は、「有害化学物質から子どもを守る」です。 発達障害をはじめとする子どもの障害が増えています。不妊症、不育症も増え、そもそも子どもが生まれにくくなっています。これらの要因に食品添加物や農薬、プラスチックなど日用品に含まれる添加剤といった有害化学物質の影響が考えられます。とりわけ私たちが心配するのは、生殖機能への影響から世代を超えた障害…
【消費者リポート】4月20日発行の「消費者リポート」1680号
4月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 ●今月の特集は、「プラスチックはリサイクルすれば問題解決?」です。 日消連・環境部会 プラスチックの一括回収を始める自治体が増えています。これまで自治体で収集して きた容器包装プラスチック(※1)のルートを生かして、歯ブラシやハンガーな ど燃やすごみに回ることの多かった製品プラスチック(※2)も集めてリサイク ルしようというものです。2022年…
【消費者リポート】3月20日発行の「消費者リポート」1679号
3月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 【消費者リポート】3月20日発行の「消費者リポート」1679号 ●今月の特集は、「デジタル教科書の本格導入 子どもの健康と個人情報の保護を」です。 編集委員 加藤やすこ 義務教育の学校に超高速無線LAN(※1)を配備し、児童生徒に1人1台の学習用パソコンを支給する「GIGAスクール構想(※2)」が始まって5年経ちました。デジタル教科書を供給する実…
【消費者リポート】2月20日発行の「消費者リポート」1678号
2月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 ●今月の特集は、「核のごみ捨て場に適地はない 文献調査受け入れの北海道・寿都町を訪ねて」です。 本誌編集長・杉浦陽子 元日の能登半島地震は、日本の国土で原発を稼働させる恐ろしさと愚かさを改 めて認識させました。志賀原発が稼働していたら、珠洲原発が建設されていたらと、 つい原発稼働に目が向きがちです。しかし、そこから生み出される核のごみがどれほど…
【消費者リポート】1月20日発行の「消費者リポート」1677号
1月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 ●今月の特集は、「海が企業の儲けの場に 本物の魚が食べられなくなる」です。 日消連顧問 天笠啓祐 日消連事務局長 纐纈美千世 魚を取り巻く環境が悪化しています。「魚工場」と呼ばれる陸上養殖が広がり、ゲノム編集魚の種類が増え、エピゲノム編集など新たな遺伝子操作による魚の開発も始まりました。2018年には漁業の発展を目的とした漁業法が改悪され、公共…