2017年10月26日
日本マクドナルド
日本KFCホールディングス
日本サブウェイ
モスフードサービス
ロッテリア
フレッシュネス
ファーストキッチン
バーガーキング
特定非営利活動法人 日本消費者連盟
共同代表 天笠啓祐
共同代表 大野和興
公開質問状「成長促進目的での家畜への抗菌剤使用について」
私たちは1969年創立の消費者団体で、「すこやかないのちを未来につなぐ」ことを理念に掲げ、食の安全をはじめ様々な消費者問題に取り組んでいます。
当団体では2015年から2016年にかけて家畜への抗菌剤使用について食品関連企業にアンケート調査を実施しました。成長促進目的で抗菌剤を使用していない企業がある一方、「法令に基づき適正に使用しています」など、成長促進目的での使用の有無について明確に答えていただけなかった企業もありました。調査結果を発表した当団体機関誌『消費者リポート』(2016年7月号)を同封します。
今年8月に米国マクドナルド社が鶏肉でのヒト用抗生剤の利用抑制に向けた取り組みを2018年から世界中で開始すると発表しました。日本は対象国となっており、世界的にも家畜への抗菌剤使用問題は注目を集めています。
そこで貴社における家畜への成長促進目的での抗菌剤使用実態についてお聞きします。お忙しいところ恐れ入りますが、11月10日までに文書での回答をお願いいたします。回答は当団体機関誌やホームページ等で公表いたします。あらかじめご了承ください。
記
1、食肉用家畜(牛、豚、鶏)の飼育過程において、成長促進目的で抗菌剤や抗生物質を使用していますか。該当する番号に〇をつけてください。家畜によって異なる場合はその旨お書き添えください。
①使用している ②使用していない ③分からない
2、上記の質問1で「①使用している」と回答された場合、使用をやめる予定はありますか。あるとしたら、いつからですか。または、今後も使用し続ける予定なら、その理由をお聞かせください。
3、上記の質問1で「②使用していない」と回答された場合、いつから使用していませんか。また、使用しない理由をお聞かせください。
以上