戦争する国づくりで私たちの暮らしは
前号(№1664)の介護保険改悪案は結論が先延ばしになったものの、医療、年金など社会保障予算は今後ますます削減される可能性が強まっています。それは、昨年末に閣議決定された「安保3文書」にあるように、戦争する国づくりが具体的に示されるようになったからです。明らかに憲法に違反する敵基地攻撃能力(政府の言う「反撃能力」)が盛り込まれ、専守防衛の大転換が行われようとしています。恐ろしいのは、防衛省だけでなく他のすべての省庁の予算も国家総動員体制に向かっていくことです。「戦前」体制が作られつつある今、私たちの暮らしはどうなっていくのか、どうしたら良いか考えました。
本誌編集長 杉浦陽子
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