4月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
●今月の特集は、「プラスチックはリサイクルすれば問題解決?」です。
日消連・環境部会
プラスチックの一括回収を始める自治体が増えています。これまで自治体で収集して
きた容器包装プラスチック(※1)のルートを生かして、歯ブラシやハンガーな
ど燃やすごみに回ることの多かった製品プラスチック(※2)も集めてリサイク
ルしようというものです。2022年施行のプラスチック資源循環法(プラ新法)
の基本方針の1つがこの一括回収です。資源循環や温室効果ガスの排出抑制の見
地からすれば、これまで燃やすことの多かったプラを資源に回すことは望ましい
ことですが、それだけでプラスチック問題は解決するのでしょうか。リサイクル
ありきのプラ処理で見失いがちな点を考えてみました。
※1 製品を入れたり包んだりするプラスチックでペットボトル以外のもの。
※2容器包装プラスチックとペットボトル以外のプラ製品。
●プラの一括回収
自治体の負担は増加、生産者は責任を
●プラは本当に資源循環するの?
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