生協の香害対策 アンケートからわかったこと
生活協同組合(生協)は、安全な食品や日用品の販売が期待されている組織です。ところが配達員さんが使った消臭剤や柔軟剤からの移香で、「体調不良になった」「商品が使えなくて困った」という声が聞かれるようになりました。香害は社会全体に蔓延している状況で、香りの発生源の特定は難しいのですが、まずは生協の配達員に香り製品を身に着けないで欲しいという願いを届けようと、香害をなくす連絡会 (※) がアンケートを実施しました。そこからわかってきたことは、少なからぬ生協が香害を深刻に受け止め、組合員のために対策を練り始めていることでした。
※香害をなくす連絡会:日本消費者連盟 (事務局)、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議、有害化学物質削減ネットワーク、化学物質過敏症支援センター、香料自粛を求める会、日本消費者連盟関西グループ、反農薬東京グループの7団体
日消連・洗剤部会
特集詳細は、紙媒体「消費者リポート」のご購読をお願い申し上げます。