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暑中お見舞い申し上げます。衆議院解散含みの政局になってきました。原発、TPPと、消費者に直接関係する問題が次の衆議院日院選挙の争点になるでしょう、というか、しなければなりません。いずれも当初政府が腹づもりにしていたと思われる「落とし所」からだいぶずれてきました。パブコメの数が前代未聞の多さになり、「原発ゼロ」が圧倒的多数を占めたことと、当初8月いっぱいとされていたエネルギー・環境会議の結論が9月以降に延期されました。ちょっとまえまで「いまにも出すんじゃないか」と言われていたTPPへの正式参加表明も、いまは出せるような状況ではなくなりました。こうした状況をつくったの原動力は市民の運動です。3.11以降、やっぱり「何か」が変わった感じがします。でも、次の政権を任せられる政党、ありますかね。自公連立に逆戻りなんてことになったら目もあてられないし、威勢よく見える新政党はネオコンばっか。いよいよ政権も市民みずからがつくり上げないといけなくなってきたってこと?(共同代表・真下)
もくじ
- 1・hot news 第39回定期総会「すこやかないのちを未来へ」理念の実現に向けて
- 2・news file 6・21ストップTPP!!:集会「底なしの貧困化に見舞われるPPをつぶそう!」
- 3・news file 日本消費者連盟、消費者リポートへの提言①
- 4・focus NO! TPP:「消費者にとってTPPとは?」鈴木宣弘さん記念講演会報告
- 6・series ベクレルニュース CRMS市民放射能測定所です:測定結果から見えてきた福島の牛乳の安全
- 7・column おばちゃん! 夢を見ちゃいけない!
- 8・hot news 7.7遺伝子組み換えナタネ自生調査報告会:789検体中121検体がGMナタネ——汚染の拡大を物語る調査結果