日本消費者連盟
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ご存知でしたか? 県民健康調査 甲状腺検査結果の詳細がこれまでより簡単に取得できるようになりました

子どもと放射能対策の会

東京電力福島第一原発事故をふまえ、福島県が実施している県民健康調査の甲状腺(超音波)検査。子どもたちの健康を長期的に見守ることを目的に、平成23年3月11日時点でおおむね18歳以下の福島県民約37万人を対象に行われています。

検査後は、判定結果が郵送で通知され、さらに詳しい情報についても、以前より簡単な手続きで取得できるようになりました。

子どもたちの大切な将来のために市民グループが力を合わせました。

甲状腺検査について知りたい情報を、いつでも手軽に取得できる。これは子どもの健康管理をする上で非常に重要なことです。ところが以前は、検査で撮影した画像を見たいという時など、福島県の個人情報保護条例に基づく複雑な手続きを踏まなければなりませんでした。そこで6つの市民グループ*からなる「子どもと放射能対策の会」では、平成24年7月に、福島県と県立医大に対して、甲状腺検査の判定結果の基になる「検査レポート」と「画像」を、もっと簡単な方法で請求できるようにと要望を提出しました。そして約1年4カ月にわたる交渉や粘り強い活動の結果、平成25年11月12日、ついに簡易請求が認められました。

*ふくしまWAWAWA-環・話・和-の会、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山、生活クラブふくしま生活協同組 合、福島老朽原発を考える会、FoE Japan

甲状腺検査は、ふくしまの子どもたちが今後、大人になっても定期的に受けていく大切な検査です。福島県で小児甲状腺がんが見つかっている理由が放射能の影響かどうかはまだわかりませんが、子どもたちの将来を見守るためにも、「検査レポート」と「画像」を取得し、検査結果をしっかりと把握しておきたいものですね。

具体的な手続きの流れにつきましては、こちらの案内をご覧ください。
http://goo.gl/O2rRpK
(PDFファイル 1.5MB)

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