日本消費者連盟
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小児甲状腺がん89人は異常多発!どこでも、だれでも放射能健康診断を!”院内集会

5月19日(月)福島県県民健康調査、検討委員会が開催され、調査結果が公表されました。小児甲状腺がんないしその疑いが90名。内訳は、既に手術終了51名。疑い38名。良性結節1名です。“疑い”とされるのは、未切開ではあるが、既に甲状腺組織から、がん細胞を刺吸引したケースで“がん”と見做すことが出来、計89例の小児甲状腺がんの発見となります。

受診者総数は287,056人です。小児甲状腺がんの発生率は100万人に1人と言われていますが、国立がん研究センターによる日本国内の甲状腺がん発生率は、15歳から19才歳の年平均で20万人当たり1人程度です。有病期間3年(この3年間の発生合計)と仮定すると20倍を超える発生率です。明らかに異常多発(アウトブレイク)です。“美味しんぼ”で鼻血が話題になっていますが、事態は遥かに進行しているのです。

 

現在の健康調査は事故当時福島県に住んでいた0歳から18歳の方に限られています。しかも行政調査である為、データーの本人開示もなく、健康対策や相談に結びついたものになっていません。チェルノブイリでは、事故の4年後から小児甲状腺がんが多発し、がん以外に、若年白内障、歯と口の異常、血液、リンパ、心臓、肺、消化器、泌尿器、骨及び皮膚の疾患など広範囲に健康障害が起きています。フクイチ事故から3年2カ月を迎える今日、事態は急を要しています

放射能健康診断署名を国民的な運動に広げ、希望する者は、どこに住んでいても誰でも放射能健康診断を実施させましょう。院内集会へのご参加をよびかけます。狭いですが保育スペースはあります。                           (共同代表 古賀 真子)

 

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日時:2014年6月6日(金) 午後6時から7時半

場所:参議院議員会館、地下B-103会議室

アクセス:地下鉄各線「国会議事堂前」及び「永田町」徒歩3分

出席予定:避難者(二瓶和子さん、亀屋幸子さん他)、医師

参加費:500円(遠方からの費用等)避難者の方無料

(主催)放射能健康診断100万人署名運動全国実行委員会
http://hinan.jimdo.com/

連絡先 高瀬(080-1082-9980)

 

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