2015年11月19日、アメリカで遺伝子組み換え(GM)鮭の販売を認める決定が出されました。日消連はGM鮭問題が持ち上がった当初から「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」と反対運動をしてきました。食べものとしての安全性に不安が大きいこと、生物多様性への影響が懸念されることなどが主な理由です。
今回の決定を受け、緊急学習会を開催することにしました。GM鮭とはどんなものなのか、何が問題なのかなどを学ぶとともに、「GM鮭なんていらない!」の声を広げたいと思います。みなさまのご参加をお待ちしています。
緊急学習会
フランケンフィッシュ
遺伝子組み換え鮭がすぐそこに
アメリカの食品医薬品局(FDA)は11月19日、成長スピードを早めた遺伝子組み換え(GM)鮭を正式に承認しました。2013年のFDAによる意見(パブコメ)募集には、私たち日本の消費者も「もし米国でGM鮭が承認されれば、世界的に流通し、日本の消費者のもとにもやってきます。私たちは、このような魚を食べたくありません。GM鮭を承認しないことを求めます」という意見をFDAに送りました。最終的に提出された意見は実に200万に近くなり、ほとんどが反対意見でした。そのため承認まで約3年を要したのですが、いよいよ認可され、2年後には販売されることになります。
GM鮭の何が問題かを学習し、食べないために何ができるかを考えましょう。魚の流通についても学びます。皆さんの参加をお持ちしています。
日時 2016年1月21日(木)13:30~16:00
会場 中央区立築地社会教育会館・視聴覚室
※会場アクセス:「東銀座」駅5分/「築地市場」駅5分
資料代:500円
<内容>
―遺伝子組み換えサケ~何が問題か
天笠啓祐(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表)
―魚の流通について知ろう
中澤誠さん(東京中央市場労働組合書記長)
―意見交換~食べないために何ができるか
主催:日本消費者連盟/遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン/食の安全・監視市民委員会
【お問合せ先】
特定非営利活動法人日本消費者連盟
〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
電話:03(5155)4765
FAX:03(5155)4767
Eメール:office.j(アットマーク)nishoren.org ※(アットマーク)は@にしてお送りください。