2020年12月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
今月の特集は
わが町を5Gから守ろう
今年3月、日本と欧州10カ国で5ファイブジーG(第5世代移動通信システム)の商用サービスが始まりました。本誌1627号でも、飛躍的に増える電磁波の曝露に警鐘を鳴らしました。5Gといっても何がどういう形で始まるのかわからないという人も多いでしょう。最近は近隣に基地局 が設置されそうになり反対活動 を始めた人、議会に情報公開や 基地局設置の制限を求める陳情 を出す人など、各地で運動が起 こりつつあります。住まいの近 辺で何が起きているのか目を光 らせ、電磁波被曝をこれ以上増 やさない環境を保全したいもの です。
本誌編集長 杉浦陽子
━━━《内容》
1・表紙
2・「 原発事故は終わっていない」ジャーナリスト 青木美希 / 表紙のことば
3・特集:わが町を5Gから守ろう >>
4・5G商用化で何が起きている?環境ジャーナリスト 加藤やすこ
6.東京都多摩市議会に5G基地局規制の条例を求める陳情を提出いのちと環境を考える多摩の会共同代表 和田幸ゆき子
7・東京都新宿区議会で、 よだかれん議員が質問電磁波曝露から子どもたちを守れ
8.Hot News 女川原発の再稼働同意は民意ではない 多々良 哲 (女川原発再稼働を許さない!みやぎアクション世話人)/ 進行する有機フッ素化合物の人体汚染 植田武智 (ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
9.寿都町で核のゴミ処分場の調査開始 富塚とも子 (さっぽろ市民放射能測定所はかーる・さっぽろ代表)/ 連載 容量市場 〜原発・石炭火力への新たな補助金 第3回 本当に容量市場は必要か? 松久保 肇( NPO 法人原子力資料情報室 事務局長)
10・News Clip:世界の消費者ニュース 2020 年10 月28 日〜11 月17 日
11・そこが知りたいQ&A どんなマスクが望ましいですか? 【答える人】原 英二 (日消連・運営委員)
マーティンの鵜の目鷹の目 島国根性
12.各地の話題 from福島県南相馬市 菜の花栽培で農地を再生ナタネ油 「油ゆ菜なちゃん」 を販売 チェルノブイリ救援・中部 理事 戸村京子 / Information 参加しませんか? 各地のイベント情報 / 映像紹介 オンラインセミナー 「日本は本当に『 自由な国』 なのか?」
13・くらしにSpice! Book:省エネ・高気密住宅が悪化を促進 ──『 アレルギーの人の家造り・増補2訂版』 (足立和郎 著)/ Cinema:大都会の片隅で見つけた温もり ──『 ニューヨーク 親切なロシア料理店』 (ロネ・シェルフィグ監督)
14・新刊紹介:再びロックダウンのドイツ 心理的な配慮から学校は開いている コネリア・ライヤー (ベルリン自由大学教授)
15・事務局から&わせだより
16・連載 あの人に会いたい(12) 多様な染色体が生きられる社会に 優生手術に対する謝罪を求める会 利光惠子さん