日本消費者連盟と遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンが、ゲノム編集トマトやその加工品を販売している首都圏のスーパー6社に「ゲノム編集トマト及びその加工品の販売についての要請・質問状」を送ったところ、2社から回答がありました。2社は回答を拒否し、2社からは返事がありませんでした。
私たち消費者のゲノム編集食品に対する懸念に対し、ナリタヤと明治屋はきちんと回答してくれ、しかも2社ともゲノム編集トマトの販売を取りやめていました。両社はゲノム編集技術について「一般的な情報は知っているが、懸念の声は知らなかった」と回答していますので、消費者の声をきちんと伝えることは重要だと再認識しました。
一方、三浦屋と成城石井は「回答しない」という回答でした。任意の質問とはいえ、消費者が安全性等に不安を感じていることに対し、回答拒否という態度は問題だと思います。ワイズマートとアドバンスクリヤマ(シミズヤ)には数回、回答するようお願いしましたが、7月24日現在、返事をいただけていません。
会社名 | 質問1、ゲノム編集技術についてご存じでしたか。 | 質問2、ゲノム編集トマトを扱った理由は何ですか。 | 質問3、今後もゲノム編集食品を取り扱いますか。 |
三浦屋 | 「回答しない」と回答 | ||
ワイズマート | 返事なし | ||
ナリタヤ | 一般的な情報は知っているが、懸念の声は知らなかった | GABAが豊富で機能性表示食品だから | 検討する(販売(仕入)を中止することになりました) |
成城石井 | 「回答しない」と回答 | ||
明治屋 | 一般的な情報は知っているが、懸念の声は知らなかった | その他(前任担当者不在の為、取扱経緯は不明) | すでに取り扱っていない |
アドバンスクリヤマ (シミズヤ) |
返事なし |