日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも、人のいのちや健康を優先する世の中にしたいと活動しています。

【はがき作戦】すべての遺伝子組み換え食品に表示を!(2017年10月26日)

「すべての遺伝子組み換え食品に表示を!」の声を
政府や検討会委員に届けよう

 

「遺伝子組み換え食品を食べていますか?」 こう問われて、自信をもって「食べていません」と答えられる人はどれくらいいるでしょうか。「大豆(遺伝子組み換えでない)」と表示してある豆腐や納豆を買っているから、遺伝子組み換え食品なんて食べていないと思うけど・・・。そう思っている人は多いようです。

でも、実は私たちの食卓には日々、多くの遺伝子組み換え食品がのぼっています。たとえば、油。一般的な食用油の原料である大豆やトウモロコシ、ナタネ。これらの作物は遺伝子組み換えの可能性が高いのですが、今の表示制度では表示対象外のため、「遺伝子組み換え」と表示されることはありません。ジュースやお菓子などによく使われている異性化糖(表示では「果糖ぶどう糖液糖」など)も、原料はほぼ間違いなく遺伝子組み換え作物ですが、表示対象外です。つまり、こんな不十分な表示制度では、遺伝子組み換え食品を食べたくないと思っても、避けることができません。

今年4月に消費者庁で遺伝子組み換え表示制度についての検討が始まりました。検討会は来年3月を目途に取りまとめをすることになっています。残念ながら検討会では消費者の「表示を見て選びたい」という要求がほとんど無視される形で議論が進んでいます。

そこで、このたび「すべての遺伝子組み換え食品に表示を!」の声を、消費者担当大臣や消費者庁長官、検討会座長に届けようと、はがき大作戦をすることにしました。一言メッセージ欄もあります。はがきは以下からダウンロードできます。切手を貼って投函してください。印刷する場合は少し厚めの紙をお使いください。コピー用紙でははがきの規定に合いませんのでご注意ください。はがき用紙が必要な方にはお送りしますので、事務局までご連絡ください。
Tel 03-5155-4765
Eメール office.j@nishoren.org

●はがき(宛名面)
●はがき(裏面)