日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

2017年6月号「暮らしを脅かす巨大な太陽光発電 」

「でっかい太陽光パネルが風景を一変させてしまった」「山の急斜面に作られて土砂崩れが心配」「油みたいなものが出てきて下の棚田になだれ込んでいる」。日消連の大野和興共同代表が暮らす埼玉県秩父地域で、山の斜面を削った太陽光パネルの設置が進んでいます。周辺の住民は、簡単な設置方法でいつ倒壊するかわからないと心配しています。これは秩父に限ったことではありません。日本列島全体で、とりわけ地方で広がる巨大な太陽光パネルが、自然環境に大きな影響を及ぼしています

編集委員 杉浦陽子