日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
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2021年6月号 ゲノム編集食品の真実を知って厳しい規制と表示を求めよう

ゲノム編集食品の真実を知って厳しい規制と表示を求めよう

 ついにゲノム編集トマトの栽培が始まってしまいました。開発企業が今年5月に応募者5000人に家庭菜園用として無料配布したのです。このトマトは、食べものとしての安全性審査も環境影響評 価も行われていません。2018年にゲノム編集大豆の栽培を開始した米国に続き、世界2番目のゲノム編集食品の生産国になってしまった日本。今年に入って厚生労働省がゲノム編集魚の取り扱いについて頻繁に検討会を開催していることも気がかりです。このままでは、何の規制もないゲノム編集食品が、表示もないまま次々に私たちの食卓に登場してしまいます。厳しい規制と表示が必要です。

日消連・食の安全部会

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