日本消費者連盟の洗剤部会が、香害って何だろうと思う人に向けて製作した紙芝居「香りのエチケット」。
紙芝居は有料でお分けしています。
詳しくは日本消費者連盟(tel:03-5155-4765)までご連絡ください。
お待ちしています。
日消連が2017年夏に実施した電話相談「香害110番」により、香りの害に苦しむ人が、ものすごく大勢いることがわかりました。これは早急な対策が必要です。この間つながった私たち消費者、環境、患者団体が実態を訴え、国に解決方法を求めます。
香害とは:柔軟剤、消臭除菌スプレー、制汗剤、芳香剤、合成洗剤などの強い香りを伴う製品による健康被害のこと。体臭は含まれない。
ご注文は日本消費者連盟 Website:https://nishoren.net/
〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
==============================================
紙芝居中の文言の少し詳しい説明
柔軟剤の主な成分
「エステル型ジアルキルアンモニウム塩」は陽イオン界面活性剤です。
吸水性が悪くなるので、近年の製品には「ポリオキシエチレンアルキルエーテル」という普通の合成洗剤にも使われている非イオン界面活性剤を加えているものもあります。
消臭剤、除菌剤の主な成分
・ファブリーズに表示してある「QUAT」は第4級アンモニウム塩という殺菌剤ですが、除菌剤として手拭きやおしりふきで使われている「塩化ベンザルコニウム/ベンザルコニウムクロリド」も同じ仲間です。
・「QUAT」を調べたマウスでの実験では生殖率低下、肝臓、血糖値、尿酸値などの異常が見られました。 参照:東京都健康安全研究センター研究年報 第61号 別刷 2010
・殺菌は、細胞を弱らせてその効果を発揮します。
私たちの進化の中で初めて出会った何種類もの化学物質が、日用品として生活の中で混じり合い、溢れ、人の体や脳にダメージをあたえていくようです。