7月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
特集
合成洗剤の有害性を知ろう
日消連・洗剤部会
数ある有害化学物質の中でも、消費者が最も頻繁に最も多く環境に排出しているのは合成洗剤です。「まさかテレビCMで宣伝しているあの洗剤やシャンプーが有害だなんて」と疑問に思う人は多いかもしれません。合成洗剤が普及し始めた1960年代から、日消連はその有害性に警鐘を鳴らし追放運動を続けてきました。2017年から始めた香害をなくす活動も、合成洗剤とセットで使われる柔軟剤が主原因であり、ともに有害であるという認識を広めています。そのために、有害性を示す世界共通のGHS(※)マーク表示の義務付けを政府に提言しています。長年「合成洗剤をやめて石けんを」と活動してきた市民運動や、海の豊かさが生業に直結する漁業の町の石けん普及運動を紹介します。
※GHS(Globally Harmonized System)
● 改めて合成洗剤とは?
●「 GHS」 マークを家庭用品にも
● せっけん運動ネットワーク
● 北海道厚岸町のせっけん運動
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