今年もやります!
香害188(いやや)集中キャンペーン(2月1日~2月20日)
香害に困っている方、苦しんでいる方、みんなで集中して被害の声を行政に届けませんか。香害をなくす連絡会(事務局・日消連)は2月1日~2月20日に集中して消費者ホットライン「188(いやや)」に電話するキャンペーンを呼びかけます。
消費者庁は、消費生活相談窓口等に寄せられた相談件数で香害被害を把握します。日消連が初めて呼びかけた2017年度は157件でしたが、翌2018年度は87件と減りました。相談件数がカウントされないと被害者が減っているとみなされてしまいます。そこで実在する香害被害者を見える化(可視化)するために、この期間にみんなで声を集中させようと2023年から継続して呼びかけています。毎年1回、集中キャンペーン期間を設けることで、きちんとデータを残してもらおうというものです。
「香害をなくす連絡会」では、省庁に要望書を提出して働きかけを行っています。皆さんが多くの被害の声を行政に届けてくださると、省庁と面談をする上で大きな力になると思います。
皆さんのご協力を得て、メーカー等への「STOP!マイクロカプセル香害」の署名提出を行い、日本石鹸洗剤工業会などにも質問を繰り返しています。しかし、香害問題は簡単に解決できるものではありません。一人ひとりが今できることから一歩ずつ進めていきましょう。
******* 香害188集中キャンペーン *******
集中期間:2025年2月1日(土)~2月20日(木)
(この期間外でも電話はつながります。自由にどんどん声を届けましょう)
連絡先:「消費者ホットライン188(いやや)」、局番なしの電話番号188番です。
電話料金はかかります。曜日・時間帯、また居住地によって案内される窓口は変わります。(土日祝日も10時~16時で受け付けています)
つながりにくい場合や昼休み時間帯などは、国民生活センタ―でも受け付けています。詳細は、以下のHPをご参照ください。
https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
相談内容の例
・香害の健康被害のほかに、被害者以外にはあまり知られていない「移香(いこう)」の問題を相談しませんか。食品や紙製品への移香、出先での衣類への移香等々。自分の購入した物や所持品等にマイクロカプセルが付着し汚染され、使用できずに廃棄していること、カプセルの除去作業に追われていることなど、被害実態を伝えましょう。
・「GHSマーク (世界共通有害性マーク) 」は業務用洗剤には表示の義務付けがありますが、全く同じ成分でも消費者製品には義務付けがありません。「消費者製品にも表示して」と呼びかけましょう。
・香料が入っているのに「香料の表示がない」洗剤や柔軟剤があります。実は家庭用品品質表示法では、洗剤に含まれる香料が1%未満ならラベルに載せなくてもよい決まりです。柔軟剤に至っては家庭用品品質表示法の指定品目ではないので1%以上でも記載の義務はありません。香料が入っているのに「香料の表示がない」洗剤があってわかりにくいことを伝えましょう。
お願い
皆さんのキャンペーンへの参加状況を可視化するために、参加者数を集計しています。188に電話した後に、以下のグーグルフォームに入力して参加したことをお知らせください(個人情報の記入項目はありません)。
https://forms.gle/eEcXwPc6XF8eiuBy6
*「香害188集中キャンペーン」は、今後も定期的に実施していく予定です。