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「消費者からみたTPP問題」学習会・TPP 参加は暮らしをどう変えるの?最終回は「TPPと医療」がテーマ。要は、医療が市場原理に席巻されてしまうということですな。「もうからない」医療(過疎地、救急、産科、小児科など)から医者がいなくなってしまい、病院や製薬会社が“言い値”で診療価格を決められる「自由診療」が広がる。こうなると、われわれ医療の消費者は、病院へ行って医者から「クスリ、変えましょうかね?」とか「やっぱ手術したほうがいいんじゃないかな?」とか言われるたんびに、「え? ひょっとしてこのお医者さん、カネ儲けのために必要もない治療をしようとしてない? あやしー」と猜疑心を駆り立てられる。そう思ったとたん、治る病気も治らなくなってしまいます。さらに、TPPで日本が世界に誇る「国民皆保険制度」も…。/静岡で、放射性瓦礫処理が放射能をバラまく危険を市民が曝露! ウチの運営委員もしてくれている馬場さん大活躍!(共同代表・真下)
もくじ
- 1・hot news 放射能汚染の自主基準を認めない農林水産省の通知は撤回を!!─すべての食品の検査と生産者・流通業者への賠償・支援が急務
- 2・news file これで4例目!カリフォルニアで牛海綿状脳症の乳牛確認:BSEが発生したアメリカからは牛肉輸入禁止を!
- 2・news file TPP反対運動を進める円卓会議スタートへ
- 3・news file まず再稼働ありきの政府を許さない:「大飯3・4号の再稼働を止めよう! 5・15政府交渉」報告
- 4・focus TPP参加は暮らしをどう変えるの? ⑥ 国民皆保険が崩壊:医療格差拡大で治療や薬が受けられない人も……
- 6・landscape アスベスト健康被害者の救済と補償、注目すべき司法判断が続く1年
- 7・column 猫の毛の秘密から見えること
- 8・hot news 震災瓦礫の焼却は危険:広域処理は見直しを!!― 島田市で試験焼却後にセシウム濃度が上がった