日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

関西での「こども健康相談会」から学んだ福島からの避難親子の安心と健康にいま必要なこと

第3回福島避難者こども健康相談おおさか

東京電力福島第一原発の炉心溶融により、福島県浜通り・中通り地域は放射線管理区域以上の放射能汚染をこうむっています。しかし、被曝による健康不安を医療機関で相談しにくい状況や、県による県民健康管理調査に対する不信もあり、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」と市民放射能測定所の要請に応えて、「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」(代表・山田真医師)による「こども健康相談会」が2011年6月より続けられており、医療問題研究会(※1以下、医問研)からも参加しています。

大阪での健康相談会を実施

2012年12月現在の福島県外避難者は5万8608人(県内9万8528人)でした。11年3月1日より13年2月1日までの県外への転出は6万6347人、また12年5月の福島市による調査では、中学生以下の子どもを持つ家庭の50.8%が[…(2898文字) 続きを「消費者リポート」pdf版を購入して読む]

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