福島県避難区域の18歳以下の子どもたちへの甲状腺検査(2011年10月〜12年3月末に実施)で3万8114人中10人の甲状腺がん(3人確定7人疑い)が見つかりました。2013年2月13日の第10回福島県民健康管理調査検討委員会で公表されたものです。
細胞診断での偽陽性(良性なのに悪性と誤判断)の確率が10%程度と指摘されているため、最終的に9~10人ががんだと判断される可能性があります。日本での小児甲状腺がんの年間発生率(100万人に1人)と単純に比べると[…(1149文字) 続きを「消費者リポート」pdf版を購入して読む]