化学物質の基礎知識 最終回:遺伝子への影響と環境エピジェネティクス異常

化学物質の毒性でもっとも問題となってきたのが、遺伝子を傷つける「変異原性」です。がんを誘発したり、遺伝的な影響をもたらすからです。遺伝子には、いくつもの防御の仕組みがありますが、曝露をくり返せば遺伝子を傷つける頻度は高くなりますので、この変異原性は、大きな問題です。

この変異原性を調べる方法に以前から「エームズ試験」が用いられてきました。これは細菌を用いて遺伝子の突然変異を見つける方法です。しかし、最近[…(1236文字) 続きを「消費者リポート」pdf版を購入して読む]