「子宮頸がんワクチン」は2013年4月「ヒトパピローマウイルス感染症ワクチン」として予防接種法に入りましたが、副作用が多発し、2013年6月14日の審議会で接種勧奨の一時中止が決まりました。
今回のワクチントークでは「子宮頸がんという病気とワクチン」についてどのように考えたらよいのかを、産婦人科専門医師で、金沢大学附属病院で教壇に立たれ、海外の論文等も研究されている、打出喜義さんのお話をうかがいました。
生後6か月までに定期接種を全部受けると10回、任意接種を入れると15~6回、幼児期に全部を別々に受けると31~2回(インフルエンザワクチンを除く)というあまりにも多くなった予防接種について新しいワクチ ンとこれまでのワクチンも総点検しています。
意見交換の時間をたっぷりとり、ワクチントーク全国と日本消費者連盟がこれまで提出してきた申し入れ書や質問書の中身についても検討し、実際の認定の現場の問題についても報告しています。
講演会は150人の会場が満員になるほどの盛況をいただきました。首都圏以外にお住まいの方や、当日時間がないなどで参加できなかった方々のために、講演会の全記録を収録したビデオ(配付資料付き)を以下に公開いたします。さまざま形でご利用いただければ幸いです。
ビデオ視聴上のご注意:
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- ビデオ画面右下のをクリックすると高解像度の全画面表示でご覧いただけます。
(共同代表・古賀真子)
テーマ1
子宮頸がんという病気とワクチン
講師 金沢大学附属病院産科婦人科医師・講師 打出 喜義さん
配布資料 (pdf: クリックするとダウンロードされます)
ビデオ
テーマ2
今、ワクチンにどう向きあうか 講師 元国立公衆衛生院疫学部感染症室長 母里 啓子さん
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ビデオ
● 救済の実態 栗原 敦さん
配布資料 (pdf: クリックするとダウンロードされます)
ビデオ
● だれのためのワクチン接種か? 古賀 真子さん
配布資料 (pdf: クリックするとダウンロードされます)
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質疑応答 上記の発言者に小児科医 山田 真さんも参加
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●このワクチントークは、2013年7月28日(日) 午後1時 ~ 午後4時40分に明治大学 リバティタワー8階 1083教室で行なわれたものです。
集会チラシ:ワクチントーク全国 in 東京 講演会(PDF 574KB)