暑さ対策として市役所内等にアロマディフューザーを設置していた埼玉県熊谷市に送った質問状への回答が届きました。
回答では、「事業(アロマの香りで涼しさUP事業)の実施に併せて、来庁者にアンケートを行っていたところ、おおむね好意的な御意見をいただく中、『気分が悪くなる』『気持ち悪い』等の御意見も寄せられました」と紹介したうえで、「このように、においや香りに対して敏感に反応される方がいることを踏まえて、多くの方々が来庁する施設への設置は控えることが望ましいと判断し、同事業は8月31日をもって終了いたしました。」とありました。
市民の声がきちんと届いたようです。香害は化学物質過敏症や電磁波過敏症などと同様、なかなか理解されにくく、患者は苦しい思いをしています。そのような人たちの声に今後も耳を傾けていきたいと思っています。
熊谷市からの回答(PDF)