日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

【運営委員ブログ】このまま行けば知らないうちに口に(2019年7月9日)

アメリカでは、オーガニックの食品がどんどん増え、野菜も加工品も、どこのスーパーに行っても選ぶことができるようになり、「Non GM」 のマークの商品も以前にも増して多くなっています。

一方、日本ではどうでしょうか?現状を見ると、今まで豆腐や納豆などで任意で表示されていた「遺伝子組み換えでない」の表示の条件が、限りなくゼロでないとできない制度に変更されました。混入のリスク、違反の怖れで表示が困難になります。ゲノム編集食品も環境省、農林水産省、厚生労働省がOKを出し、消費者庁は検討中としながらも、夏までに制度を結論付けるべく「義務表示は困難」としています。

ゲノム編集食品は、「このまま行けば、知らないうちに口にすることになる」という段階まできています。1人ひとりが、省庁に電話する、100万人署名を広める、今募集されている農水省と厚労省2つのパブコメを出し周りにも提出を勧めるなど、できることを一緒にやっていきませんか?

 

(松村真美)