アメリカでは、オーガニックの食品がどんどん増え、野菜も加工品も、どこのスーパーに行っても選ぶことができるようになり、「Non GM」 のマークの商品も以前にも増して多くなっています。
一方、日本ではどうでしょうか?現状を見ると、今まで豆腐や納豆などで任意で表示されていた「遺伝子組み換えでない」の表示の条件が、限りなくゼロでないとできない制度に変更されました。混入のリスク、違反の怖れで表示が困難になります。ゲノム編集食品も環境省、農林水産省、厚生労働省がOKを出し、消費者庁は検討中としながらも、夏までに制度を結論付けるべく「義務表示は困難」としています。
ゲノム編集食品は、「このまま行けば、知らないうちに口にすることになる」という段階まできています。1人ひとりが、省庁に電話する、100万人署名を広める、今募集されている農水省と厚労省2つのパブコメを出し周りにも提出を勧めるなど、できることを一緒にやっていきませんか?
(松村真美)