2020年10月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
今月の特集は
新型コロナ・ワクチンを打っても大丈夫?
「ワクチンが開発されるまでの我慢」「あと半年もすればワクチンができるから」。メディアは、新型コロナウイルス感染症対策でワクチン待望論を振りまいています。でも本当に効果があるのか、安全性は確保されるのか、多くの疑問があります。日消連はこれまでもワクチン接種はよく吟味して、各自の選択の自由が確保されるべきであると主張してきました。
非常事態とされる今回の感染症では、日本政府が国民全員にワクチン接種を推奨する計画で、個人の選択よりも集団の圧力が強まりそうな気配です。もしそれが、仮にあなたの遺伝子を改変することになったとしても。
本誌編集長 杉浦陽子
━━━《内容》
1・表紙
2・新型コロナのアプリで「接触歴あり」 (小説家 仙川 環) / 表紙のことば
3・特集:新型コロナ・ワクチンを打っても大丈夫? >>
4・初めての 「人間の遺伝子組み換え」危険なワクチン、 大規模契約の実態 (科学ジャーナリスト、 日消連顧問 天笠啓祐)
6.接種しない人への差別を心配 (薬害オンブズパースン会議事務局長 水口真寿美さん)
7・小児科医・本間真二郎さんに聞く 未知の遺伝子ワクチン 重症化を引き起こす可能性も / 本間さんの著書紹介 『 感染を恐れない暮らし方 新型コロナからあなたと家族を守る医食住50 の工夫』(講談社)
8.Hot News サバクトビバッタの防除は農薬以外で田坂興亜 (国際農薬監視行動ネットワーク日本代表、日消連運営委員)/ゲノム編集食品、 流通の届け出はゼロ 原 英二 (日消連・食の安全部会)/ HISが熱帯林を壊すパーム油発電 満田夏花 (国際環境NGO、FoEジャパン)
10・News Clip:世界の消費者ニュース 2020 年8 月31 日〜9 月22 日
11・そこが知りたいQ&A 柔軟剤はやめた方がいいですか? 【答える人】田中輝子 (日消連・洗剤部会)
マーティンの鵜の目鷹の目 なおみ、 お見事!
12.Roundabout 読者の交差点 中学校で全生徒に配付された柔軟剤 香害伝えたらお知らせを全保護者に / Information 参加しませんか? 各地のイベント情報 / 書籍紹介
13・くらしにSpice! Book:真の効率性は家族農業にある──『 国連家族農業10年――コロナで深まる食と農の危機を乗り越える』(農民運動全国連合会 編著)/ Cinema:このクジラのために──『 プラスチックの海』 (クレイグ・リーソン監督)
14・ワールドリポート コロナ時代を生きる:都市封鎖なんてあり得ないスウェーデンからこれ以上の孤独に耐えられないから アキコ・フリッド(GMO フリーゾーン国際会議事務局)
15・事務局から&わせだより
16・連載 あの人に会いたい 未来につなぐいのち10 科学と社会をつなぐ架け橋に 分子生物学者 河田昌東さん