発がん性が疑われている除草剤グリホサート。世界では規制や禁止の動きが活発ですが、日本ではいまだにホームセンターなどで山積みになって売られています。ほとんど報道されることのないグリホサートの実態を、科学ジャーナリストで日本消費者連盟顧問の天笠啓祐さんがQ&A方式でやさしく解説します。私たちにできることも提案しています。
■内容
Q1 グリホサートとは何ですか? 他の除草剤とどう違うのですか?
Q2 グリホサートを開発したのは誰ですか?
Q3 ラウンドアップとグリホサートの関係はどうなっていますか?
Q4 なぜ使用量が増えてきたのでしょうか?
Q5 グリホサートがどんな問題を引き起こしてきたのですか?
Q6 私たちの食卓にどのような形でやってくるのでしょうか?
Q7 市販のパンがグリホサートで汚染されているって本当ですか?
Q8 国際的な研究機関が発がん物質に認定したって本当ですか?
Q9 グリホサートの摂取量は少ないから問題ないというのは本当ですか?
Q10 グリホサートの危険性は発がん性以外にもあるのですか?
Q11 妊娠や出産にも影響があるのですか?
Q12 世代を超えて影響は続くのでしょうか?
Q13 腸内細菌にも影響があるのでしょうか?
Q14 生物多様性に影響があるのでしょうか?
Q15 ペットにも影響があるのでしょうか?
Q16 農薬メーカーは土壌中で早く分解して影響がないといいますが、本当ですか?
Q17 米国で被害者が訴訟を起こしたそうですが、どうなっていますか?
Q18 米国での判決がもたらした波紋とはどんなものでしたか?
Q19 再承認をめぐって論争になったヨーロッパは、どうなりましたか?
Q20 グリホサートの代わりの除草剤は開発されていますか?
2020年10月発行
【発行】遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン、日本消費者連盟
【著者】天笠啓祐
【表紙デザイン】いのうえしんぢ
定価:500円(送料別)/A5判・64ページ
<ご注文は下記まで>
日本消費者連盟
電話:03(5155)4765
FAX:03(5155)4767
eメール:office.j@nishoren.org