日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

【運営委員ブログ】年よりの独りごと(2021年11月12日)

 

年齢を重ねてくると、何をするにも気合いを入れなければ、行動が伴わない。若い時にはさっと身体が動いたのに、いやに慎重になり、ゆっくりの動きとなってきました。老いを自覚するのは何気ない時です。電車やバスに乗って席を譲っていたのが、最近は席を譲られ、「ああ、そんな年齢になったんだ」としみじみ感心します。そして、少しの段差にもつまづいて、かろうじて転ばずに済んだりしてほっとしたりします。

そんなある日、突然ひらめいて、娘の家族との同居を解消し、何年かぶりの1人住まいを始めました。なんと快適なこと、肩の荷が下りた感じがしました。朝早く起きて動き回っても気にせず、日々の生活をするため、頭をフル回転させています。

その中で、どうにもならないことは、コロナ禍で行動範囲が狭くなっていることです。ワクチン接種問題では生きづらさを感じます。接種・PCR:証明書の提示がなければ、移動が困難になってきました。以前のように、自由にどこにでもいける時が早くやってくるようにと叫びつつ、電車に乗って早稲田の事務所に通っています。

(佐々木ミヨ子)