2022年1月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
今月の特集は 見えない大気中のプラスチック(AMPs)気候や人体にも影響か
私たちが吸い込んでいる大気中に、肉眼では見えないプラスチックが浮遊しているのを知っていますか。マイクロプラスチック(微細な プラスチック)は、海に流れ出て生態系を破壊するだけでなく、大気中を廻って気候や人体にも影響を与え ている可能性が指摘されています。 研究は始まったばかりですが、これ以上地球上にプラスチックを増やさないに越したことはありません。そこで代替素材として日本政府が推奨しているのがバイオマスプラスチックです。しかしこれが本当に救世主になるのでしょうか。日消連・環境 部会で考えてみました。
日消連・環境部会
━━━《内容》
1・表紙
2・気候危機は農作物にも 自給農家 佐藤藤三郎
3・特集:見えない大気中のプラスチック(AMPs)気候や人体にも影響か >>
4-5・AMPsを研究する大河内博さんに聞く 気候変動や健康へのリスクが顕在化する前に調べる
6-7. 日本政府が推奨する「バイオマスプラ」は温暖化対策の救世主? NGO27団体がプラ新法の政省令に関し提言
8-9.Hot News 無添加・不使用表示がなくなる? 原 英二 (日消連・食の安全部会)/ 列車内のカメラ設置義務化に反対
角田富夫 (共謀罪NO!実行委員会)/HPVワクチン積極勧奨再開の不当性 水口真寿美 (HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団共同代表) / 連載 みんなで測ろう、 調べよう ~市民測定のいま 【6】三番瀬市民調査の会 事務局長 中山敏則
10・News Clip:世界の消費者ニュース 2021 年12 月2 日〜20 日 FAO と農薬企業の提携反対に18 万筆超の署名、他
11・そこが知りたいQ&A 「培養肉」 とはどんな肉ですか? 【答える人】天笠啓祐 (日消連顧問、 科学ジャーナリスト)/ 【フランス 田舎だより】 清水(きよみず)の舞台は想像したほど高くなかった 前田レジーヌ
12.各地の話題 From 東京都武蔵野市 田んぼから日本の自然再生を目指す 環境NPO 「メダカのがっこう」 理事長 中村陽子 / information ◎種苗への遺伝子操作表示を求める 署名提出集会(会場&オンライン)2 月 8 日(火)13:30 ~ 15:00
東京・参議院議員会館(地下鉄永田町駅5分)。無料。
13・くらしにSpice! Book:日本の農業の未来は消費者に掛かっている──『 日本の食と農の未来 「持続可能な食卓」を考える』 (小口広太著)/Cinema:「教育」 って何? 「教える」 って? ──『 夢見る小学校』 (オオタヴィン監督・撮影・編集)
14・連載「世界で広がる有機給食」(4) デンマーク編 吉田 太郎
15・事務局から&わせだより
16・連載 3.11 原発事故避難から10 年、 暮らしの中で感じた思いを伝える詩(5) 星ひかり 娘に