日本消費者連盟と遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンは、高速道路を運営する各社に対して、除草剤使用に関する公開質問状を送りました。皆さんも、身近な道路、公園などを管理する市区町村に、有害な除草剤の使用中止を求めていきましょう。
2020日消連第21号
2020年11月12日
高速道路会社各位
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠 啓祐
特定非営利活動法人日本消費者連盟
共同代表 大野 和興
共同代表 纐纈美千世
[公印略]
道路等における除草剤使用に関する公開質問状
私たちは、食べものや環境などの問題に取り組む消費者団体、市民団体です。昨今、世界中で問題となっているグリホサート系除草剤について、日本の鉄道会社各社における使用状況等を調査しております。お忙しいところ恐れ入りますが、11月30日までに書面にて回答いただけますようお願いいたします。回答の有無及び回答内容は当団体ホームページ等で公開いたします。
記
1、貴社の管理される道路及び関連施設等で除草剤は使用していますか。使用している場合、どのような種類の除草剤ですか。年間の使用量(複数の場合は種類別使用量)はどのくらいですか。
2、除草剤以外の方法で除草していますか。除草剤と併用している場合を含めてお答えください。
3、グリホサートについて、発がん性が報告されていることを、社として認識していらっしゃいますか。
※2015年にWHO(世界保健機関)の専門機関IARC(国際がん研究機関)が、グリホサートを「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と分類しています。
4、グリホサート及びその他の除草剤も、除草剤の使用は散布作業者と周辺住民、道路・施設の利用者に対して、健康影響が懸念されることから、もし貴社が除草剤を使用している場合、私たちは見直しを要望しますが、ご検討いただけませんか。
以上
(送付先)
東日本高速道路株式会社
中日本高速道路株式会社
西日本高速道路株式会社
首都高速道路株式会社
阪神高速道路株式会社
本州四国連絡高速道路株式会社