日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

消費者リポート 1537号 2013.07.07

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日消連恒例、選挙前の「政党アンケート」大公開!私たち消費者にとっての焦眉の問題:憲法、原発、TPP、食品表示について各党を問い詰めた結果の解答です。よーく読んで、大切な一票を投じる先を見きわめましょう。▶でも、選挙というといつも感じるあの歯がゆいというか、隔靴掻痒とうか、「何かもうちょっと何とかなんないの?」というあの気持ち。憲法も原発もTPPも食品表示も、明日の生活に直結する重要懸案事項なのに、何たらミックスやら尖閣やら竹島やら、次元の異なるその他多数の諸問題を勘案した上で、「四捨五入」でどれかの政党や候補者を選ぶしかないという、いまの代議制民主主義のかたち。生活の不安を抱える多くの有権者が、憲法や原発、TPP、食品表示を気にしながらもこれらを「四捨」して、景気や雇用を「五入」してしまう気持ちも分からないわけではありません。▶原発など個別のシングル・イシューと、代議制民主主義の下での選挙制度との間のこの不整合(インコンパチビリティ)こそが、近年の急激な投票率の低下(とくに若い人の)の根底にあるのではないかという気がしてならないんですが、みなさんどう思われます?▶EUの政治制度は、最近できただけあって、旧来の三権分立を超えようとする新しい制度を取り入れているようです。とくに社会経済評議会(EESC)という機関は、代議制民主主義を補完する「ステークホルダー民主主義」の試みとして注目されます。(共同代表・真下)

もくじ


  • 1・hot news 食品表示法成立へ:表示改善は法案施行後?——消費者委員会に声を届けよう
  • 2・news file TPP関連国際リレーシンポでわかったこといつやめるか? 今でしょ!:多国籍企業だけが得するTPP
  • 3・news file 盛り上がる米国のGM食品表示運動──「食品安全センター」ペイジ・トマセリさんに聞く
  • 4・focus 寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!:恒例 7.21参議院選挙前 政党アンケート回答一覧
  • 7・column 健康食品の機能性表示解禁:事業者任せで信頼できるか?
  • 8・hot news 世界に衝撃!:栽培・流通? 遺伝子組み換え小麦 米国で発見