日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

【要請・質問】放射線照射ジャガイモの販売中止再要請および質問状(2017年4月6日)

食べものへの放射線照射に反対する団体や個人が参加する「照射食品反対連絡会」(日消連も参加)は、このたび照射ジャガイモ(芽どめじゃが)を販売していたスーパーに「照射ジャガイモを扱わないでほしい」と販売中止を要請するとともに、照射ジャガイモの扱いに関する公開質問状を送りました。

照射ジャガイモについては、連絡会のホームページをご覧ください。
https://sites.google.com/site/noshousha/home

==============================================================

2017年4月6日

株式会社エブリイ
代表取締役社長 岡﨑浩樹様

 

照射食品反対連絡会
代表世話人 和田正江(主婦連合会)
同 纐纈美千世(日本消費者連盟)
同 里見宏(食品照射ネットワーク)
同 久保田裕子(日本有機農業研究会)

 

放射線照射ジャガイモの販売中止再要請および公開質問状

 

私たち「照射食品反対連絡会」は、放射線を照射した食品の安全性に問題があるとして反対運動をしている市民団体です。

このたび、複数の消費者から福山市内にある貴社の店舗(複数)で「芽どめじゃが(照射ジャガイモ)」が売られていたと当連絡会に通報がありました。照射ジャガイモの販売は昨年、一昨年も貴社が展開する店舗で確認しており、そのたびに当連絡会から販売中止を求める要請書を送付しております。昨年は公開質問状もお送りしましたが、回答いただけませんでした。繰り返しになりますが、食品照射について国が「問題ない」と言っているのは40年前のデータに基づいたもので、その後、危険性を指摘する研究報告が出ています。食品を扱う事業者として、食べものの安全性にはより慎重を期していただきたいと重ねてお願いいたします。

毎年のように消費者から通報があるのは、照射ジャガイモへの不安に他なりません。改めて販売中止をお願いするとともに、以下質問いたします。お忙しいところ恐れ入りますが、4月24日までに文書にて回答いただけますようお願い申し上げます。

 

1、今年は消費者からの通報で、本庄店と川口店での照射ジャガイモ(芽どめじゃが)販売を確認していますが、それ以外の店舗でも照射ジャガイモを販売していますか。販売していたとしたら、どの店舗ですか。

2、貴社は今後も照射ジャガイモを販売する予定ですか、それとも販売は中止する予定ですか。いずれの場合もその理由をお聞かせください。

以上