8月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
【消費者リポート】2023年8月20日発行の「消費者リポート」1672号
今月の特集は、「身近に迫るゲノム編集食品 監視と行動で歯止めをかけよう」です。
遺伝子を操作したゲノム編集食品を欧米の市民団体は「新しい遺伝子組み換え」と呼び、厳しい規制の必要性を訴えています。ところが、日本政府は明確な根拠を示さないまま「安全性は従来の食品と同程度」として、何の規制も課
していません。日本では高GABA(※)トマト、肉厚マダイ、成長の早いト
ラフグの3つのゲノム編集食品が流通していますが、いずれもオンライン販売にとどまっています。しかし、百貨店で期間限定の店頭販売をしたり、ゲノム編集トラフグをふるさと納税返礼品に採用したりする動きもあるなど、ゲノム編集食品がひたひたと暮らしに忍び寄っています。
日消連・食の安全部会
━━━《内容》
特集
身近に迫るゲノム編集食品 監視と行動で歯止めをかけよう
●相次ぐゲノム編集魚の店頭宣伝
●宮津市のゲノム編集トラフグ
●各地の農業試験場で開発が拡大
●開発を手厚く保護する政府
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HotNews
●香りの自粛ポスター修正版に要望書
●成田空港の深夜早朝の騒音で訴訟
●論考・朝鮮人虐殺から100年
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連載 フードテック~これは本当に食品?
③昆虫食 コオロギ量産のためにゲノム編集