日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも、人のいのちや健康を優先する世の中にしたいと活動しています。

写真投稿アクション「たべきめキャンペーン2024」に参加を!

10月16日は世界食料デーです。本来、この日は、世界中の人が豊かな食生活を送れるようにという思いで設定されました。しかし、世界の食料はいま、バイエルやコルテバなどごく一部の多国籍企業によって支配され、その結果、先進国のごく一部の人に食べものが集中し、多くの人が日々の食べ物にも困る状況になっています。その傾向は、遺伝子操作などの先進技術の応用が進めば進むほど顕著になっています。

私たちは、世界の家族農業や漁業、小規模の生産者や市民グループとともに、多国籍企業による食料支配に反対してきました。そのことをアピールするため、3年前から取り組んできた「自分たちが食べるものは自分たちで決める」略称「たべきめキャンペーン」を、今年もまた世界食料デーを中心に取り組みます。参加は簡単にできます。ぜひご参加ください。

投稿された写真は「たべきめキャンペーン2024」投稿まとめサイトと、Facebookの公開グループ「たべきめキャンペーン」で公開します。
※過去の投稿は下記から。
たべきめキャンペーン(2021)まとめサイト
たべきめキャンペーン2022まとめサイト
たべきめキャンペーン2023まとめサイト

【キャンペーンの名称】
正式名称:

私が食べるものは、私が決める。

私が作るものは、私が決める。

多国籍企業のために、ではなく。

略称:

たべきめキャンペーン2024


英語表記:

I decide what I eat.

I decide what I plant and grow.

Not for the benefit of

multinational corporations.


【たべきめキャンペーンの趣旨】
私たちの食料システムを大企業からの収奪から守るために、メッセージボードを写真に撮って私たちの意思を表します。

【参加方法】
「メッセージボード」といっしょに、あなた自身や、あなたが守りたい食べ物や食の生産現場の風景を撮影して、その写真を下記の方法で投稿してください。
「メッセージボード」は、下記からダウンロードできます。メッセージ(正式名称)がレイアウトされたもの(日本語版/英語版)のほか、あなた自身が考えたメッセージを記入して使用してもかまいません。

メッセージボードはここからダウンロードしてください。
メッセージ入り JPG PDF
メッセージなし JPG PDF
英語版メッセージ入り JPG PDF
英語版メッセージなし JPG PDF
※プリントアウトする場合はPDFを推奨。

写真の投稿方法

・Facebookのアカウントをお持ちの場合は、Facebookの公開グループ「たべきめキャンペーン」へ、直接投稿できます。写真といっしょにコメントを記入してください。
【Facerbookへの投稿】Facebookに投稿するときは、下記のハッシュタグ(*1)を付けてください。
  #たべきめ
  #tabekime
  #worldfoodday
  #foodsovereignty
【メールでの投稿】Facebookのアカウントがない場合は、日消連のたべきめキャンペーン専用メルアド( tabekime@nishoren.org )へ、メール添付で送信してください。その場合、氏名(本名またはニックネーム/ハンドルネーム)と簡単なコメントをお書きください。いただいた投稿は、日消連の担当者がFacebookの公開グループ「たべきめキャンペーン」と日消連の「まとめサイト」に掲載します。
・写真には、必ずメッセージボードが写るようにしてください。
・投稿写真はまとめて動画(スライドショー)に編集して公開します。団体やグループ、イベントで撮影された写真は、1本の動画になるように編集を心がけます。過去のまとめ動画はこちらから
・撮影をする場合、特定の個人や企業/商品などを誹謗中傷したり、人権を侵害するような表現にならないようにご注意ください。また、特定の宗教/政党などを宣伝することもお控えください。強い不快感を与えるような写真や表現があると判断した場合、掲載を見合わせる場合があります。

■キャンペーン期間
メッセージボードは、2024年10月16日の「世界食糧デー」の1か月前の9月16日から約2か月間募集します。

*1:ハッシュタグについて
#worldfoodday:世界食糧デー
#foodsovereignty:食料主権

■呼びかけ団体
日本消費者連盟
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン

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【たべきめキャンペーンの背景】

食べることは生命活動の基本です。にもかかわらず、多くの人が飢餓で苦しんでいる現状があります。その最大の理由が、多国籍企業による食料支配であり、先進国への食の偏在です。それに加えて、長引くロシア軍によるウクライナへの侵攻があり、イスラエル軍によるガザ地区攻撃があり、その他にも多くの地域で紛争が続き、多くの人々がまともに食べものを入手できない現実があります。また、戦争を口実に投資ファンドなどが意図的に穀物価格を吊り上げるなどの動きがあります。現在、食を支配する多国籍企業の代表が、遺伝子操作作物などを開発している農薬企業です。その中心に長く君臨してきたのが米国モンサント社でした。そのため世界の市民は、世界食料デーの10月16日を反モンサント・デーとして取り組んできました。そのモンサント社がドイツ・バイエル社に吸収され、さらに新たにゲノム編集技術が登場しました。それにより多国籍企業のよる食料支配の構造はいっそう強まっています。私たちは、自分たちが食べものは多国籍企業から与えられるものではなく、自分たちで決めるのだということを主張するため、このキャンペーンを始めました。