10月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
本誌編集長 杉浦陽子
ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるパレスチナ占領・虐殺など世界で戦争が続く中で、防衛意識を高める各国の軍事費が右肩上がりになっています。日でも台湾有事など中国脅威論がふりまかれ、米軍とともに東南アジアの覇権を守ろうと、自衛隊基地の強化と武器輸出入の拡大が図られようとしています。日消連は戦時体制につながる軍拡の流れに反対し、武器輸出企業へのボイコット(不買)運動を呼びかけています。時を同じくして、消費者としてボイコット運動を展開する若者たちや地域に根ざして軍拡に抗う女性たちが立ち上がりました。連帯を強め、ともに声を上げていきましょう。
●イスラエル軍事企業との協定を破棄させたBDS
●平和を求め軍拡を許さない女たちの会
●日消連の不買運動
HotNews
●人工芝への助成金廃止を求める
●原発の新増設費をこっそり上乗せ
●半導体工場ラピダスの負の影響
連載・あの問題はいま
③魚含有のメチル水銀