日消連が事務局を担う「食の安全・監視市民委員会」が設立10年を記念して、2013年4月20日に都内で食品表示に関する国際シンポジウムを開催しました。4月初旬に食品表示法案が閣議決定され、今国会で成立の可能性が高まっていることから、真に消費者のための表示制度にするため、日本よりはるかに進んだ食品表示制度をもつ韓国と遺伝子組み換え表示が進んでいるEU(欧州連合)の例を学ぼうと、専門家から話を聞きました。
日本の私たちにとっての「消費者の権利」とは
最初に、佐賀大学副学長の岩本諭さんが「消費者法としての食品表示法の問題点」と題して講演しました。[…(3034文字) 続きを「消費者リポート」pdf版を購入して読む]