日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも、人のいのちや健康を優先する世の中にしたいと活動しています。

消費者リポート 1513号 2012.07.07

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映画「フード・インク」のロバート・ケナー監督。数々のドキュメンタリー映画やテレビ番組で有名な人なので、けっこう気合入れて会いに行ったのですが、待ち合わせの喫茶店に入って見回してもそれらしい人はいない。しばらくよく見ると、どこにでもいそうなガイジン夫婦と日本人女性が隅っこの狭いテーブルでしゃべってる。もしやと思って近づくと「ハーイ、やあやあ」と人なつっこいアメリカのミーちゃんハーちゃんって感じの人。ちょっと拍子抜けしましたが、かる〜い感じはそのままに、日本の食料事情について矢継ぎ早の質問。根っからマジメなんですね。次は「ウソ」についての映画を撮りたいとか。■再生可能エネルギー(再エネ)は放射能や有害物質の面で望ましいものですが、「再エネ=善」と考えるのは間違いのもとじゃないでしょうか。「再エネ=地域振興」も同じく先入観で、ヘタをすると原発以上に中央直結型で地域経済に貢献しないことにも。エネルギーを自分たちの手に取り戻すための「爺柴プロジェクト」は、再エネのそんな危険性を克服しようとする試み。(共同代表・真下)

もくじ


  • 1・hot news さようなら原発1000万人アクション「さようなら原発10万人集会」にご参加を
  • 2・news file 「風の会Part21」講演会報告:国と企業の加害責任を明確にするために、いま何をすべきか
  • 3・news file 危険なアメリカ型農業への抵抗にぜひ力を貸してほしい―映画「フード・インク」監督ロバート・ケナーさんに聞く
  • 4・focus 被災地への電源支援から見えてきたこと:原発の代わりの電気ではない、暮らしに根を下ろした自然エネルギーの普及を
  • 6・series 海外消費者情報:私たちを太らせたのは誰?
  • 7・column 堂々と国民を騙す口先内閣
  • 8・hot news 「スマートグリッド」は本当に「賢い」選択か?:契約者の電力使用量を遠隔報告する「スマートメーター」導入のデメリット