洗剤・環境科学研究会事務局次長 長谷川 治
阪急阪神ホテルズから始まった食の偽装問題、猪瀬前都知事の5000万円借用問題、そしてオリンピック招致プレゼンテーションでの首相の「汚染水はブロックされている」発言など、偽装・ウソが問題になっていますが、テレビコマーシャルは果たしてどうでしょうか。洗剤・柔軟剤を例にとって考えてみましょう。
有害化学物質成分で、驚きの白さ?
「ウルトラアタックNeo」は、「史上最強の洗浄力」「時短革命」「すすぎ1回」と、毎日CMを聞いていると何やら本当のように聞こえてきます。しかも、成分表示には、[…(1491文字) 続きを「消費者リポート」pdf版を購入して読む]