身近な製品にひそむ環境ホルモン
環境ホルモンという言葉をご存じでしょうか。初めて聞く人も、昔聞いたけど忘れていたという人もいるでしょう。環境ホルモンとは、人間が作り出した有害化学物質のうち、生物のホルモンをかく乱して健康や生殖に異変を起こさせる物質のことです(6ページで解説)。日本では1990年代にNHKが特集を組んで社会問題となりましたが、その後急速に主要メディアが取り上げなくなり、政府の規制も進んでいません。しかし、実際は環境ホルモンによる人体や生態系への影響は深刻になり、世界では規制が進んでいます。今一度、現在の状況を学んで暮らしを見直してみませんか。
有害化学物質削減ネットワーク 槌田 博
本誌編集長 杉浦陽子
特集詳細は、紙媒体「消費者リポート」のご購読をお願い申し上げます。