日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

【消費者リポート】2023年11月20日発行の「消費者リポート」1675号

11月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。

●今月の特集は、「タネの企業支配を推進する 国際同盟UPOVとは」です。

「日本政府がアジアの農民からタネの権利を奪おうとしている。何とかしてほしい」。マレーシアの市民団体から日本消費者連盟に連絡がありました。調べてみると、農林水産省が事務局を担う「東アジア植物品種保護フォーラム」が、ASEAN諸国にUPOV条約への加盟を強力に推し進めていることがわかりました。UPOVとは植物新品種保護国際同盟のことで、種苗企業の知的財産権を守るための組織と言われています。2020年の日本の種苗法改正もUPOV条約に沿ったものです。タネの世界で何が起こっているのか、国内外の動向を探りました。

日消連事務局長 纐纈美千世

タネの企業支配を推進する 国際同盟UPOVとは
●UPOV問題アジア会議に参加
●わからない日本政府の推進目的
●遺伝子操作タネの拡大に繋がる

HotNews
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●EUで意図的添加のマイクロプラ禁止に
連載 食い止めよう「死の商人国家」①
   日本製の武器が他国の人々を殺す瀬戸際 

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