2020年11月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
今月の特集は
子どもの食べている食品添加物を知っていますか?
食品添加物が急増しているのをご存じですか。子どもの食べるお菓子にも、甘味料や着色料、増粘多糖類などが以前より多く使われています。
子どもは小さな大人ではありません。大人よりずっと添加物の影響を受けやすいのです。子どものためには、表示を見て食品を選びたいところですね。でも表示制度にはたくさんの抜け穴があって、使われている添加物が隠されています。大人がそのことをよく知って選んであげることが大切です。
日消連・食の安全部会 原 英二
━━━《内容》
1・表紙
2・オンライン診療はいやだ (小児科医 山田 真) / 表紙のことば
3・特集:子どもの食べている食品添加物を知っていますか? >>
4・そのお菓子、 大丈夫?食品添加物をチェックしよう!問われる企業姿勢安心して食べさせられるお菓子を
6.神山美智子さんに聞く 急増する食品添加物 消費者はどうしたらいいの?
7・子どもは影響を受けやすい…学校給食も標的?
8.Hot News 鉄道会社に 「除草剤やめて」 の声を 纐纈美千世 (日消連事務局長)/生物多様性の誓約、 日米は不参加
瀬戸内千代 (海洋ジャーナリスト)
9.菅政権触れ込みのデジタル庁にご用心 海渡雄一 (共謀罪廃止のための連絡会、 弁護士)
10・News Clip:世界の消費者ニュース 2020 年9 月30 日〜11 月2 日
11・そこが知りたいQ&A 海外の有機食品と有機ではない国産のどちらがいい? 【答える人】小野南海子 (遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン)
マーティンの鵜の目鷹の目 その、 甘いチョコレートの苦い現実
12.Roundabout 乳児健診で配られた「無添加さらさ」 配らないでと保健センターに電話 / Information 参加しませんか? 各地のイベント情報 / 書籍紹介 「 化学物質過敏症対策~専門医・スタッフからのアドバイス」
13・くらしにSpice! Book:バナナがこんなにも安く食べられる理由 ──『 甘いバナナの苦い現実』 (石井正子 編著)/ Cinema:“マス” としての人々って何だろう ──「 群衆」3作品、 『国葬』 『粛清裁判』 『アウステルリッツ』(セルゲイ・ロズニツァ監督)
14・新刊紹介:日消連・共同代表経験者による共著「 農と食の戦後史~敗戦からポスト・コロナまで」 多国籍企業による支配を強めた歴史 大野和興、 天笠啓祐共著、 緑風出版刊
15・事務局から&わせだより
16・連載 あの人に会いたい 化学物質から子どもたちを守る 小樽・子どもの環境を考える親の会代表 神 聡子さん