【回答】ゲノム編集食品に関する公開質問状への厚労省の回答(2020年12月22日)

サナテックシード社のゲノム編集トマト届出に関して送付した質問状「ゲノム編集食品に関する公開質問状」に対して、厚生労働省から回答がありました。


令和2年12月22日

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表天笠啓祐様
特定非営利活動法人日本消費者連盟
共同代表大野和興様
共同代表纐纈美千世様

厚生労働省医薬・生活衛生局
食品基準審査課新開発食品保健対策室

ゲノム編集食品に関する公開質問状への回答について

令和2年12月11日付「ゲノム編集食品に関する公開質問状」について、以下のとおり回答します。

質問1 このGABAトマトはナショナルプロジェクトで開発されました。私たち国民の税金を使っての開発ですから、公開の義務があると思います。今回審議を非公開とした理由は何でしょうか。また、結果の公開はいつでしょうか。
質問2 このGABAトマトを開発するために、直接どのくらいの予算が使われ、間接的なものも含めると、どのくらい予算が使われたのでしょうか。

お尋ねの「ナショナルプロジェクト」が、内閣府による戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)のことを指し示すのであれば、これに関する御質問については、厚生労働省からは回答いたしかねます。
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会遺伝子組換え食品等調査会での個別品目に係る審議については、その内容を公開すると、企業の知的財産等が開示され、特定の者に不当な利益若しくは不利益を与えるおそれがあるため、非公開としております。審議結果につきましては、議事要旨を厚生労働省ホームページに掲載しております。

質問3 このGABAトマトはベクターが用いられ、そこには抗生物質耐性遺伝子が使われており、遺伝子組み換えと何ら変わりありません。遺伝子組み換え作物としての安全審査が必要だといえますが、どのようにお考えですか。

「ゲノム編集技術応用食品及び添加物の食品衛生上の取扱要領」(令和元年9月19日大臣官房生活衛生・食品安全審議官決定)や「ゲノム編集技術応用食品等の取扱いに関する留意事項」に則り、外来遺伝子が除かれていると判断されたため、当該食品は組換えDNA技術応用食品としての安全性審査の対象に該当しないと判断されました。

質問4 このGABAトマトでは、オフターゲットについてどのような調査が行われたのでしょうか。全ゲノムを調査したのでしょうか。そこでは問題はなかったのでしょうか。

本品目の詳細については、厚生労働省ホームページに掲載しております。厚生労働省ホームページにて公開している情報以外は、企業の知的財産等が開示され、特定の者に不当な利益若しくは不利益を与えるおそれがあるため回答を差し控えます。

質問5 エピジェネティックな変異についてどのように調査されたのでしょうか。またそこでは問題はなかったのでしょうか。

本品目の詳細については、厚生労働省ホームページに掲載しております。厚生労働省ホームページにて公開している情報以外は、企業の知的財産等が開示され、特定の者に不当な利益若しくは不利益を与えるおそれがあるため回答を差し控えます。

以上