2022年秋ごろから有機給食を求める強い風が吹いていると感じていました。私は埼玉県飯能市の地元の「給食を考える会」で活動し、その参考にと日消連・食農部会にも参加しています。食農部会では、今年6、7月と有機給食を実施している自治体へのアンケートを実施しました。また「有機給食スタートブック」(農文協)の編者の1人である谷口吉光さんにインタビューし、消費者リポート10月20日号に掲載する予定です。
地元の小学校の校庭には畑があります。児童専用とは別に地域ボランティアの市民が手入れする畑もあります。地産地消の農産物をもっと底上げして活用してほしい、食育を進めていきたいと考えています。そこで「給食を考える会」では、生産者・JA・農業振興課・栄養教諭・事業者が協議会を作り相談する場を要望する署名を始めています。
10月初めころに、学校の畑で取れる「えだまめ」収穫作業に小学3年生10人が手伝ってくれる予定です。うまくいけば、来年も大豆を育てていきます。大人たちも手をとりあいながら子どもたちのために連携していきたいと思います。
(小園小夜子)