日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
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【回答】ゲノム編集ジャガイモに関する公開質問状へのシンプロット・ジャパン社からの回答(2025年4月25日)

 

日本消費者連盟と遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンがシンプロット・ジャパン株式会社に出した「ゲノム編集ジャガイモに関する公開質問状」に対して、同社から回答がありましたので掲載します。

 

●シンプロット・ジャパン社の回答(PDF)
添付資料(PDF)

2025年4月23日

特定非営利活動法人 日本消費者連盟 御中
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン 御中

シンプロット・ジャパン株式会社
代表取締役社長 ダレン・ヴァン・テンドラー

2025年4月9日付にてご照会のありました「ゲノム編集ジャガイモに関する公開質問状」につきまして、下記の通りご回答申し上げます。

シンプロット社は、消費者庁食品衛生基準審議会新開発食品調査部会に諮問し、高小型塊茎数ジャガイモ品種JA36について届出を行い、受理されておりますが、その際に公表されております情報を添付し、これをもって回答致します。

添付資料の通り、消費者庁への届出手続きにおいて、本ゲノム編集製品は遺伝子組み換えではなく、食品としての安全性は従来の食品と同様(オフターゲット効果や有害物質の生成は認められていない)であることが確認されています。

なお、弊社ではJA36を日本で栽培、または商品化する予定はありません。

また、透明性を確保し、JA36が意図せずに日本に輸入された場合に備えて、自主的にJA36に関する情報を日本の規制当局に届け出致しました。

弊社は今後も変わらず日本の消費者のニーズを満たす高品質で安全な食品を提供することに尽力することをお約束致します。

以上