報道関係者各位
日本消費者連盟による
「香害110番」開設結果のご報告
日本消費者連盟は、7月26日と8月1日の2日間、香りの害に苦しむ人からの相談窓口「香害110番」を開設しました。近年、芳香柔軟剤、消臭スプレー、制汗剤など、人工の強い香料が原因で体調を壊し、日常生活を送れなくなる人が増えています。新たに浮上した「香害」の状況をお聞きし、香害から身を守る社会をどうしたら築けるか、意見を集約して運動につなげたいと考えています。
このほど相談内容の結果がまとまりましたのでご報告します。具体的な相談者の声は、添付の資料「消費者リポート8月号」をお読みください。
今後の取り組みとしては、秋口に消費者庁、国民生活センターなどへ声を届け、相談窓口の設置や香りの自粛を促す啓発活動、原因物質の規制を要望し、メーカーへも働きかけを行います。
報道各社におかれましては、インフォメーション欄での告知や事前取材にご協力いただきありがとうございました。引き続きこの問題の社会的周知・解決に向け、ご協力いただければと思います。よろしくお願いいたします。
実施結果
2日間の相談件数・電話65件、メール・ファックス148件、計213件(8月2日現在)と予想以上の反響でした。電話が繋がらなかった方には、途中からメールやファックスでも受け付けることをお伝えしました。男女比は、女性が9割以上。年齢は、電話でわかる方だけで、30代2人、40代16人、50代22人、60代11人、70代9人、80代1人。地域は、北海道から沖縄まででした。
実施概要
開設日時:第1回 2017年7月26日(水)午前11時~午後3時
第2回 2017年8月 1日(火)午前11時~午後3時
場所:日本消費者連盟事務所
対象:香りの害で苦しんでいる方々
相談窓口の電話番号:03(5291)2166(上記日時のみ対応)
【問い合わせ先】特定非営利活動法人 日本消費者連盟
担当:杉浦陽子
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
tel:03-5155-4765 fax:03-5155-4767
Eメール office.j@nishoren.org